自動巻き時計を手で巻くのはNG?

自動巻き時計を手で巻くのはNG?

普段から自動巻き時計を愛用している方は多いと思います。自動巻きを出勤前や朝のコーヒータイムに今日一日、正確な時間を刻むように手巻きをして、巻き上げている方も多いともいますが、実はそれはNG?
いえいえ完全なNGではありません!少しだけ巻くのは問題あ有りません。
というわけで、どんな高級時計でも起こる「連れ周り」について解説します。
腕時計の「連れ回り」とは?自動巻きを毎日手巻き時計のように、巻き止まりまで巻いているという方、要注意です。
自動巻き時計を手巻きしている際に、ローターも一緒に回ってしまったという方。経験ありませんか?

まずは簡単に、自動巻きと手巻き時計の動力源の説明をします。

【手巻き時計】
手で巻く事を前提に設計されている為、多重の輪列の中心部から「香箱」という動力源を巻き上げて、エネルギーを溜めています。手巻き式時計の「香箱」は巻く量に限りがあります。何故なら、自動巻きではないので、自動的にローターがエネルギーを溜めるわけではありません。ですので、「香箱」内のゼンマイが巻き止まりし、巻く量に限界があります。手巻きの構造はシンプルで竜頭から「香箱」に動力が伝わるまで、4-12個のパーツで構成されている手巻き時計が殆どです。

【自動巻き時計】
巻き上げの動力は基本的に背面のローター、またはマイクロローターにより動力源を得ています。手巻き時計にローターがついているので、自動で巻く事が出来ます。その為、手巻きも併用できるモデルが殆どです。自動巻きも基本的に手巻きと同様に「香箱」にエネルギーを溜めて動力源としています。

では、本題の「自動巻き時計を手で巻くのはNG?」という表題を解説します。自動巻き時計は1900年代初期に発明されてますが、現代でいうと一輪車から自動車への進化ぐらい革新的変化でした。その為、当時最新の高度な技術が使われ、腕の遠心力のみで時計を動かす為にパーツの数が数段に増えています。自動巻きは最先端の技術が使われています。つまり逆に言えば、竜頭から「香箱」までのパーツ数が多い為、自動巻き時計を手で巻くと多数の輪列を動かすことになります。その為、毎日自動巻き時計を巻き上げると内部の油が固着したり、油切れの原因になり「連れ周り」の原因になります。
と言っても完全に動かさずに腕時計をしまっておくと、オイルの固着の原因になります。。
では自動巻き時計はどうやって、手巻きで巻くか?自動巻き時計も、運動量が少なくなった現代では、止まってしまう事もあります。ですので、秒針が動き



電気で動いているスマートウオッチの方が高度では?と思う方もいると思いますが電気で動いているのは電球から自動車まで沢山開発されています。クオーツ時計も便利です。ただ手巻き時計も自動巻き時計もマニュアル車のような味わいがあってかなり楽しめます。少なくとも筆者は手巻きと自動巻きのコレクターですので愛用させて頂いております。

自動巻きのコレクターの皆様には、「管理が面倒だなぁ」と思う方もいるかもしれませんが、最新のムーブメントは軽く手巻きをして腕に付ければエネルギーを、生物のように効率よく溜める事が出来ます。磁気を防ぐ機能を持ったムーブメントも開発されています。また1980年代から作られ始めたラチェット式ムーブメントやマイクロローター等は、手巻き式の補助機能として自動巻き用のローターを付けて作られたムーブメントが多数あります。ですので、クォーツやLED、スプリングドライブ、スマートウオッチも良いですが、電気や磁力を一切使っていない昔ながらの機械式の「愛らしい宝飾機械」の感覚も腕時計を持つ楽しみと言えます。

 主題を忘れてました、もしもの為のウオッチワインダーの紹介です。使い方はコントワーヌに展示してありますのでお気軽に試してください。当ブティックのスタッフが丁寧にご案内いたします。

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