【CZAPEK】ファーストモデル〝ケ・デ・ベルク〟
〝ケ・デ・ベルク〟の由来
チャペックのファーストモデル〝ケ・デ・ベルク〟は、創設者のフランソワ・チャペックが19世紀に工房を構えたジュネーブ通りの名前です。この通りは川沿いの遊歩道の中心にありました。チャペックは同時に、パリのヴァンドーム広場とポーランドのワルシャワに時計店をオープンしています。ケ・デ・ベルクはチャペックの歴史の詰まった特別な時計です。
現代に受け継がれる
1850年にフランソワ・チャペックが、後にチャペックのアイコン的デザインとなる懐中時計No.3430を製作しました。デザインだけでなく、ケースや文字盤、針、7日間ムーブなど、ハイレベルな〝チャペックスタイル〟は現在のチャペックへ継承されています。
デザインは1850年生の懐中時計を忠実に再現されています。現行の「ケ・デ・ベルク」は4時30分位置のパワーリザーブ表示。7時30分位置の秒表示の配列です。さらに、文字盤がエナメル製で、ケースが金無垢製と共通しています。
ムーブメントは特殊な2つ目ツインバレルの高性能7日間パワーリザーブです。1度巻き上げれば7日間止まらないよう、高機能ムーブを使用しています。
文字盤は高温焼成のグラン・フー・エナメル文字盤は、ローマ数字や外周のミニッツ表示、インダイヤルの位置なども同じように焼き上げています。
針は〝フルール・ド・リス〟の金無垢針は、繊細な極薄スタイルで、アヤメの紋章も再現されています。
伝統のあるデザイン
ケ・デ・ベルクの特殊なムーブメント、7日間パワーリザーブ。右下のダブルハンドによるパワーリザーブ表示は、かつて日曜日に教会でのミサの後時計を巻き上げていたという習慣に基づいたものです。
フルール・ド・リスの金無垢針はアヤメの文様で、非常に高貴な特徴として用いられ、当時は上級貴族しかその文様の使用を許されませんでした。貴族から愛用される時計で、ナポレオン3世の時計も手がけ、宮廷時計師の称号が与えられました。
腕時計のことならコントワーヌにお任せ!
コントワーヌは時計宝飾正規取扱店です。MINASE、G-SHOCK、RAYMOND WEIL、Tutima Glashütte、IKEPOD、CIGA Design、CENTURY、ORIENT STARなど様々な時計をそろえております。
電池交換やオーバーホール(分解掃除)、コマ調整、ベルト交換など修理も承っております。
時計をお探し、修理のことでお困りのお客様はお気軽にご相談くださいませ!