CZAPEK チャペック アンタークティックの研磨技術を3枚の写真で語る
CZAPEK チャペック アンタークティックといえば、マイクロローター「SXH5」が直ぐに話題になるが今回は敢えてこの時計の外装研磨技術を取り上げる。
腕時計が2018年台頃から投資対象になった時代があった、もちろんチャペックも投資対象の世界に巻き込まれ中古市場の値段吊り上がり、投資の対象になる。ですが腕時計は高度な技術や哲学が詰まった趣味の世界だ。と言っても時計屋さんが言うのも変ですが、電車の吊革で良い時計を見かける時は「良いセンスだなぁ」と単純に見てしまいます。
この事を分からせてくれた腕時計がここにある。CZAPEKアンタークティック。フラットなエッジと丸みを帯びたエッジの組み合わせと、ケースの放射線状の仕上げ。
その為ポリッシュ仕上げのセンターリンクが目立ち光の加減でやや柔らかな表情を見せ、鋭角的なフォルムとは相反する質感を放っている。これは、鈍いマットな外側のリンクに対して、まるでレリーフのように見える。
これはサンドブラストにこだわったアンタークティックのマット仕上げがいかに完璧に行われているか実証する証拠である。
写真はあまり知られていない、最新のアンタークティック独自のアジャスト機能である。バックルの双方向に組み込まれており、プッシュボタンを押す事でアジャストメントが可能。地味ですが、夏場は便利ですね。
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